「動画編集ソフトってどれがいいの?」
「選び方がわからない」
「無料と有料の違いが知りたい」
などと考えていませんか?
動画編集ソフトによって機能や操作方法は異なり、料金も無料から有料まであります。
いざ動画編集を始めようと思っても、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、初心者でも失敗しない選び方と、おすすめのソフトを詳しく解説します。
目的や予算に合ったものが見つかる内容なので、ぜひ最後までご覧ください。
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動画編集ソフトを選ぶ5つのポイント
動画編集ソフトを選ぶポイントは、主に5つあります。
- 必要な機能を搭載しているか
- パソコンに対応しているか
- 撮影機材との互換性があるか
- 希望するファイル形式で書き出せるか
- 無料か有料か
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.必要な機能を搭載しているか
自分にとって必要な機能を搭載していないと、理想通りの動画編集ができません。
エフェクトやBGM、トランジションなど、好みに合ったものを搭載しているか確認してください。
その他にも、以下のような機能があるかをチェックしておくと、後悔する可能性を軽減できます。
- 4K動画の対応
- 360度動画の対応
- 手振れ補正
- 縦動比率の変更
- グリーンバック背景の透過処理
- マイク音声の録音
- 画面の録画
- DVD・ Blu-rayへの書き出し
動画編集の初心者や、クオリティの高い動画を気軽に作りたい方は、自動編集機能があるソフトがおすすめです。
2.パソコンに対応しているか
動画編集ソフトを選ぶ際、ご自身のパソコンに対応しているかは見落とせないポイントです。
いくら動画編集ソフトの性能が高くても、パソコンが対応していないと意味がありません。
ほとんどの動画編集ソフトは主流OSであるWindows・Macの両方に対応していますが、どちらかでしか使えない場合があります。
また、ソフトの推奨環境よりもパソコンのスペックが低いと、編集作業の動作が遅かったり途中で止まったりしてしまいます。
「せっかく購入したのに使えない」といった事態を回避するために、ご自身のパソコンで問題なく動作するかを事前に確認してください。
▼動画編集におすすめのパソコンを紹介▼
【厳選】動画編集におすすめのパソコン10選!7つの選び方と必要なスペックも解説>>【厳選】動画編集におすすめのパソコン10選!7つの選び方と必要なスペックも解説
3.撮影機材との互換性があるか
ビデオカメラの撮影データには「AVCHD」「MP4」など、10種類以上のファイル形式があります。動画編集ソフトが対応していなければ、データを正しく読み込めません。
一般的な動画編集ソフトであれば、様々なファイル形式に対応しているので、問題はないでしょう。
しかし、マイナーなソフトを選ぶ場合や、ファイル形式が特殊なビデオカメラを使用する方は、互換性があるかを忘れずにチェックしましょう。
4.希望するファイル形式で書き出せるか
完成した動画を編集ソフトから書き出す際に、希望のファイル形式で出力できるかも大事なポイントです。
SNSはプラットフォームによって対応している形式が異なるので、せっかく編集した動画が投稿できない可能性があります。
たとえば、YouTubeは16種類のファイル形式に対応しています。ところがTikTokでは「mp4」か「mov」の2種類でしか投稿できません。
ご自身が投稿したいSNSに対応するファイル形式で書き出せるか、事前によく確認してみてください。
▼YouTube向けの動画編集ソフトはこちら▼
【初心者OK】YouTuberにおすすめの動画編集ソフト11選!無料・スマホ向けや選び方も紹介>>【初心者OK】YouTuberにおすすめの動画編集ソフト11選!無料・スマホ向けや選び方も紹介
5.無料か有料か
動画編集ソフトには、無料と有料があります。
無料ソフトは専門的な知識を必要としないものが多く、気軽に始められるのが利点です。
とはいえ、以下のようなデメリットがある場合も珍しくありません。
- 機能が簡易的
- ロゴが強制挿入される
- 安全性が低い
一方で、有料ソフトは高機能で使いやすく、セキュリティ面も安心して動画編集に取り組めます。
購入方法は一度購入すればそれ以上の料金がかからない買い切り型や、一定期間使用できるサブスクリプションがあります。
一部の有料ソフトには無料の体験版があるので、購入を迷ったらまずは試してみるのがおすすめです。
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【有料】動画編集ソフトおすすめ5選
本格的に動画編集をしたい方には、以下の有料ソフトがおすすめです。
- Adobe Premiere Pro
- PowerDirector
- Filmora
- Final Cut Pro
- Adobe Premiere Elements
特徴や料金を詳しく解説していきます。
1.Adobe Premiere Pro
対応OS | Windows・macOS |
動作環境 | Windows 10(64 ビット)以降 macOS 11.0以降 |
料金 | サブスク:月額2,728円~ |
公式サイト | Adobe Premiere Pro |
Adobe Premiere Proは、最もメジャーな動画編集ソフトです。国内外を問わず、映像制作の現場で多くのプロたちが愛用しています。
副業やフリーランスの動画編集案件では、Adobe Premiere Proのスキルが必須になっているケースが珍しくありません。
料金やお得な購入方法は、関連記事「【2024年】プレミアプロ(Adobe Premiere Pro)の値段は?買い切りや無料版についても解説」にて紹介しています。
動画編集で稼げるようになりたい方は、ぜひチェックしてみてください。
【2024年】プレミアプロ(Adobe Premiere Pro)の値段は?買い切りや無料版についても解説2.PowerDirector
対応OS | Windows・macOS |
動作環境 | Windows 10(64 ビット)以降 |
料金 | 買い切り:1万2,980円 サブスク:月額517円~ |
公式サイト | PowerDirector |
PowerDirectorは8年連続国内販売シェアNo.1に輝いた実績があり、個人から企業まで多くの人々に選ばれています。
直感的な操作が可能で、効果音やBGMなどの動画素材が豊富に用意されているのが魅力です。
また、公式YouTubeチャンネルやブログを見れば、使い方だけでなく動画編集のスキルも体系的に学べます。
PowerDirectorは初心者から中〜上級者も満足のいく動画編集ができる、おすすめのソフトです。
3.Filmora
対応OS | Windows・macOS |
動作環境 | ー |
料金 | 買い切り:8,980円 サブスク:年間7,980円 |
公式サイト | Filmora |
おしゃれな動画を手軽に制作したい方には、Filmoraがうってつけです。
動画編集における基本的な機能はほとんど揃っていて、デザインテンプレートやCGエフェクトが豊富に用意されています。
料金は買い切りなら8,980円と、比較的安価で購入できます。以前はメジャーアップデートが有料でしたが、現在は無料です。
サブスクの1年間プランは7,980円なので、長期的に使うなら買い切りのほうが圧倒的にお得です。
4.Final Cut Pro
対応OS | macOS |
動作環境 | macOS 12.6以降 |
料金 | 買い切り:4万5,000円 |
公式サイト | Final Cut Pro |
Final Cut Proは、Apple社が提供するMacユーザー限定の動画編集ソフトです。
ヒカキンさんをはじめとした、人気YouTuberが数多く利用していることでも知られています。
Adobe Premiere Proと同等の機能を備えていて、直感的な操作でカット編集や色補正などの編集作業ができます。
エフェクトやトランジションのなどの、プリセットが豊富に用意されているのも魅力です。
料金は高めですが、本格的な動画編集に取り組みたい方は検討してみてください。
5.Adobe Premiere Elements
対応OS | Windows・macOS |
動作環境 | ー |
料金 | 買い切り:19,580円 |
公式サイト | Adobe Premiere Elements |
Adobe Premiere Elementsは、Adobe社の初心者向けソフトです。
独自のAI技術「Adobe Sensei」が取り入れられていて、クオリティの高い動画が簡単に制作可能です。
さらに、指示に沿って作業を進めていくだけで動画が完成する、テンプレートが26種類も用意されています。
Adobeの動画編集ソフトの中では、唯一の買い切り型です。一度買ってしまえば使い放題なので、ランニングコストが抑えられるのも嬉しいポイントです。
【無料】動画編集ソフトおすすめ5選
「まずは無料で動画編集を始めたい」という方には、以下の5つをおすすめします。
- iMovie
- Microsoftフォト
- DaVinci Resolve
- Adobe PremiereRush
- Canva
特徴だけでなく注意点も解説するので、ぜひチェックしてみてください。
1.iMovie
対応OS | macOS |
動作環境 | ー |
料金 | 完全無料 |
公式サイト | iMovie |
iMovieは、Macに最初から入っている完全無料の動画編集ソフトです。
豊富なフィルターやBGMが用意されているので、編集の専門知識がなくてもクオリティの高い動画を作れます。
3つのモードを搭載しているのも特徴です。
- マジックムービー:AIが自動編集してくれる
- ストーリーボード:テンプレートに沿って編集していく
- シネマティックモード:映画監督のように編集できる
有料ソフトと比べると物足りない部分はありますが、初心者や動画編集を気軽に楽しみたい方にはiMovieがおすすめです。
2.Microsoftフォト
対応OS | Windows |
動作環境 | 完全無料 |
料金 | ー |
公式サイト | Microsoftフォト |
MacのiMovieと同様に、Windowsにも「Microsoftフォト」という動画編集ソフトが最初から備わっています。
トリミングやBGMの挿入など、基本的な編集作業が可能です。操作性は非常によく、簡単に動画が制作できるので、初心者にぴったりです。
さらに、OneDriveへのデータ保存がスムーズにできるのも魅力です。
機能や素材は少ないですが、Windowsで初めて動画編集をする方はまず試してもらいたいソフトといえます。
3.DaVinci Resolve
対応OS | Windows・macOS |
動作環境 | ー |
料金 | 無料 ※有料版は42,980円で買い切り |
公式サイト | DaVinci Resolve |
DaVinch Resolveは、世界各国で使われているプロ向けの動画編集ソフトです。
無料版でも制限が少なく、機能が充実しています。カット編集などのシンプルな作業はもちろん、映画並みの細かな色調整も可能です。
機能が豊富なので使いこなすまでに時間がかかるかもしれませんが、こだわった編集をしたい方におすすめのソフトです。
また、DaVinch Resolveを提供するBlackmagic Designの機材を購入すれば、有料版のソフトがお得に買えます。
4.Adobe PremiereRush
対応OS | Windows・macOS |
動作環境 | Windows 10(64 ビット)以降 macOS 10.15以降 |
料金 | 無料 ※クラウドストレージは2GB |
公式サイト | Adobe PremiereRush |
AdobeのPremiere Rushは、操作がシンプルで使いやすく、初心者におすすめの動画編集ソフトです。
無料の「Premiere Rushスターター」プランでは、以下の機能が使用できます。
- 回数無制限の書き出し
- 簡単に使える編集とエフェクト
- アニメーションタイトルをカスタマイズ
- 無料ライブラリのサウンドトラックを追加
ただし、クラウドストレージに保存できるデータは2GBまでと制限があるので注意してください。
5.Canva
対応OS | Windows・macOS |
動作環境 | ー |
料金 | 無料 ※有料版は月額1,500円~ |
公式サイト | Canva |
Canvaは動画編集ソフトではありませんが、簡単に動画制作ができるサービスです。
様々なテンプレートが用意されていて、専門知識がなくてもおしゃれな動画を作れます。サムネイル作成も可能なので、SNSに投稿する動画を編集したい方にうってつけです。
ブラウザ上で操作できるサービスなので、パソコンが高スペックでなくても問題ありません。
とはいえ、編集の細部までこだわりたい方や、副業・フリーランスを目指す場合には不向きなので気をつけてください。
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